1週間、親子共々悩み話し合いましたが結局結論が出ないまま再診となりました。
お互いに何も言わずどんよりしたまま病院へ。
私は娘が拒否しても入院させようと思いつつ、その時の状況で判断しようとも考えていました。
呼ばれて診察室に。
先生に「入院どうする?」と聞かれて娘は「入院したくないです」と答えました。
実は少しだけ娘は本当は入院したいのではないかと思った時もありましたが、やはり答えはNOでした。
このままだと年末にかけて痩せていって入院となれば別の精神科に入院となること。
本当は週何度かカウンセリングに通うのがいいのだけど、この病院ではそれができないので、希望するなら信頼できるカウンセリングを紹介すること。
体重が3kg増えているけれど、入院が嫌で増やした体重だから。
話されました。
あまり話に進展がなく、今日はこの辺で、となったら娘はさっさと診察室から出て行ってしまいました。
どうしよう…このままこれで終わりなの??不安になった時、パパが「先生」と話し始めました。
親としては入院を希望している。先生が言ったことを何度も話し合ったけれど入院したくないばかり。正直親も疲れてきた。など話しました。
先生はこの体重では強制入院ができないといい、娘が望んで入院しないのであればあまり意味がないとも言っていました。それはカウンセリングも同様のようです。
娘の拒食はお友達は普通に学校に通えているのに自分はそれができない、自分には何もやれることがないという「不完全感」から来ているもので、そのためにじゃあ自分ができるのは何か、ダイエットは数値が分かりやすいし、足だけでも細くなれば自信がつく、というところから拒食になっていると話されました。
アニメをかき始めたことも「お絵かきして一生家で過ごすのか?というところなんですよ」と言われてずしっときました。アニメをかく=好きなことをしている=回復しているという図式を根底から覆されました。
お絵かき…ただのお絵かきなんだ………。
そして出した結論は
・どこでもいいから学校見学に行くこと
・その間はアニメをかくの禁止
・やることなかったら何もしない
でした。
娘を呼び戻そうと待合室に行くと娘がいなくて驚きましたが、そこで待っているのが嫌なだけで、大きな待合室に座っていました。
呼び戻して先生から話をされました。
「やめたことあるの?」と聞いて「夕飯に白飯食べないことをやめました。着圧ソックス履くのをやめました。」と娘は答えました。
先生は着圧ソックス履いてたの?!と驚き、入院してからずっと治っていません。これは再発ではないです。ずーっと治っていない状態でしたね。と呆れたように笑いながら言いました。
そして何度も言っていたことを繰り返して、着圧ソックス履いてもやせません。細く見えるだけでやせることはない!と言い、親と決めたことを伝えました。
薬は今まで飲んでいたものが効いていないので辞めて、別の薬を飲むことになりました。
診察が終わって、、、パパも私も娘も少しホッとしました。
あんなに入院を望んでいたけれど、入院にならなくてよかったと思ったのも事実です。
これがいい方向に行くかどうかはまだわかりませんが、娘が決めたことだからいい方向に行ってほしいし私たちもより娘を見てあげなければいけない。
パパは今まで言ってはいけないと思って食べろと言わなかったけど、これからは言うかもしれない。とりあえず●kgを保てるようにしよう、と娘に伝えていました。
私も生理が来ないのは異常だから、頑張って食べるようにしようね、と伝えました。