夕飯後しばらくゆっくりしていたら、娘が泣きながら降りてきて。
「どうしたの!?」と聞いたら、
「youtubeでFラン大学は行く意味がないって言ってて。お金の無駄だし、就職もできない」と泣いていました。
拒食症になって入退院をし、全日を退学して通信に入って、進路も悩みに悩んで大学進学を決め、大学もたくさん見学に行った中で娘が自分で選びました。
大学を選ぶ時点でその大学のことを調べているはずだと、マイナスな面などもろもろわかっていると思っていたし、頑張って頑張って有名な大学に入ったところで背伸びしすぎた学校はいずれ息詰まる。それを高校で経験したからこそ、娘が学びたいものがある、雰囲気もあっている学校を選んだと思っていたのに。
自ら選んだ学校のはずなのに、youtubeのどこのだれが言っているのか分からない言葉を素直に信じて泣くほど落ち込んでしまう。
夕飯の時は「あの授業かなり面白いよ」と笑顔で話していたのに全く逆の態度になってしまい、これはもうかなり疲れているのではと感じました。
15分ほどで通っていた学校から1時間かかる学校になり、まず通学が大変になりました。
そして、友達もまた新しくつくることになる。
大学なので、友達を作るために何かをしてくれる先生は当然いないし、今まであったサポートがまるっとなくなって怖くなっているのかもしれません。
履修登録も初日は全くわからない…と不安になり、翌日、翌々日になってようやく理解でき初めて、友達ではないけれどちょっと話せたお友達もいたようでしたが、友達というほど仲が良くなったわけではないようで。
食堂も購買もあるけれどおそらく怖くて使えず、お弁当を持参しています。
まだまだこれから。
まだ入学して1週間もたっていないんだから、焦らないで。
youtubeは見なくていいよ。エゴサみたいなこともしなくていいよ。
疲れたら休む。
授業もまだ全然焦らなくていい。ゆっくり少しペースを落としてみたら?
と伝えました。
寝る前には泣き止んで大丈夫そうになっていました。
環境が変わって行きたくないとわめいているきょうだいがいるので、その影響を受けたのかもしれません。
*
翌日。
お弁当お願いしますと言われていたから用意していたのですが、「お昼食べる時間がないかもしれない」と。
授業の合間に説明会があって、お昼を食べる時間がない、と。
食欲に関するワードを発すると私が怯えるのを知っているので、その発言で私は疲れているんだとアピールしているのかなと少し感じました。
本当に食べる時間がないのか、それとも心配してほしいのか、そのどちらものような気もするけれど、さらっと「おにぎりにすればよかったかなぁ?」などと追い込まないように努めました。
焦らないで。
ゆっくり自分のペースでいいから慣れるように努めてほしい。