以前から「男の子になりたい」ということがありました。
自分の胸が気持ち悪いと発言したこともあります。
内心ドキッとはしたものの「そうなんだね」という感じで受け流していたのですが、いよいよ「胸つぶしブラ」なるものを買いたいといい始めました。
実際に着用しているお友達もいるようで、その子に話を聞いたりしてじゃあ買おうかな、買っていい?と相談され、その時は何も考えなしで「いいよー」と言ったのですが。
ふと、あれ、まてよ、これって拒食症発症した時と同じパターンではないか、と気づきました。
体の部位は違えども、「締め付けたい」のは同じじゃないか?と。
そしてどんどん悪い方向に考えが向き、一旦いいよとは言ったもののちょっとまってと渋ったら娘は不機嫌になりました。
お友達もいて、学校生活も充実しているように見えるけれど、本当は違うの?
もしかして進路のことで思っている以上にストレス抱えている?
いやそもそもその進路に行くことが嫌なのではないのか?
胸をつぶしたら今度はおなか、あしと、体のどこかを締めることでストレスを発散して体重を減らし始めるのではないか?
色々なことがフラッシュバックになって甦ります。
以前の主治医は「足へのこだわりは本当のストレスからの逃げ」と言われました。
悩みを悩みとして受け止めることが大事。それを対処していくすべを学ばなければならないのだとその時は感じました。
今また「受験期」という、拒食症発症時と同じ状況にいることも、私の不安をあおってきます。
なぜ嫌だと私が思うのか、娘とちゃんと話さないといけないのに、ためらっている自分がいます。
怖い…