自立とは?

摂食障害と診断された娘がいます。思ったこと気づいたことを綴ります。

可哀想

足の細さを気にしてごはんを普通に食べられない、ガリガリにやせて、倒れて、学校も辞めて。

なんて可哀想なんだろう……。

 

普通のレールから外れて、また立ち上がるには相当パワーを使うと思う。

私はレールから外れるのが怖いと思うし、敷かれたレールの方が楽ちんだからそれに沿うことに疑問を持たずに生きてきた。でも娘はきっとちがう。一旦はそれでいいと生きてたけど結局行き詰まって、でも自分の意思を表せず拒食になったと思う。今は親に寄り添ったり、離れたりして、手探りしている状態かもしれない。

 

手を離して目も離してしまった。

娘はもう自立したと、年齢から勝手に決めつけて。でもきっとまだ私をみて!!まだ不安なの!!というサインを出し続けていたんだと思う。それに気づかなかった、気づいていたのに大丈夫だと無視してしまっていた。なんと愚かな母なんだろう。

過保護はよくない。娘に決断させ、たとえそれが遠回りなことだとしても大人から見て無駄に思えるようなことでも、見守ってやらせてあげて、失敗してもまたチャレンジできる、していいんだよって受け止めてあげる必要があった。

 

私は本当に自分しかみていなかった。自分のリズムを壊されるのは本当に嫌だったし、毎日会社と家の往復で家事をこなすのが精一杯で、グズグズされるとイライラしたし、相談されても上っ面の答えしか言えず、難しいことはわからないからパパに聞いてと突き放していた。

甘えさせなかった、寂しさをわかってあげられなかった…。