自立とは?

摂食障害と診断された娘がいます。思ったこと気づいたことを綴ります。

頑張った結果

高校の認定試験に全く手を付けず、もう一つのほうの勉強を頑張っていた娘ですが、無事に合格しました!

1年前から塾に通い、これのために一生懸命頑張ってきました。

発表の日、私はコロナでぐったりしていてすっかり忘れていたのですが、娘が「合格した!!!!!!」と珍しく大声で報告してくれました。

 

 

無理かもしれない…と何度もくじけそうになり、塾の先生からも「ちょっと…難しいかもしれないです」と言われていました。

正直私は合格にはあまり興味がなくて(もうすでに合格もらっているから)、娘がそのことに「チャレンジする」その姿勢を応援していました。

 

 

 

本当にとても頑張ったのだと思います。

毎週塾に休まずに通い、自宅でも勉強をして、そうして勝ち取った合格。

本当に、本当によかった。合格おめでとう!!!!

 

 

 

 

 

お世話になった塾は娘が小学生のころから通っていたところ。

個別指導のわりとこじんまりとした塾で、講師も塾長以外はアルバイトの学生さん。

講師さんとの年齢が近かったせいもあるのか、小・中学生のころは憧れのお姉さんといった感じで慕っていた先生もいたし、関西弁の男の先生にあこがれていた時期もありました。勉強以外にも雑談などのいろんな話をして勉強勉強だけではない塾でした。それが娘に合っていたのかも。

拒食症で退学した時は脱会したけれど、通信高校に入学し、自ら「塾に通いたい」と希望して再入塾しました。大学受験を目指すなら違う塾にした方がいいのでは?とアドバイスしましたが、「通いなれていたところがいい」と娘。

結局通算で9年ぐらいはお世話になりました。

 

 

娘も頑張ったけれど、塾に通わせてくれた旦那にも感謝です。

ありがとう。

 

 

やる気でないといってたけど。

そろそろ単位認定試験が始まります。

前回は頑張ったようで、ほぼ高得点という結果になっていましたが、今回はどうもやる気が起きないらしく、ノー勉だそうです。

赤点とっても追試すればいいだけだと言っています。

 

 

もう一つの試験のほうに力を入れているらしく、そっちは勉強しているとか。

どっちも頑張るっていうのは難しいよね。

私的には「卒業できればいい」それだけです。

 

 

 

最近よく娘が「私仕事できないかも」とつぶやきます。

アルバイトしたことがない、社会で働くのが怖い、というところからきているようです。

週5・フルタイムなんて考えられない!!と言っています。

 

 

私が昔、仕事の愚痴や働きたくないなど娘につぶやきすぎたせいでしょうか。

そんな私が「働くことってそんなに怖いことじゃないよ」と言ってもいまいち腑に落ちないようです。

 

 

 

で、単位認定試験の結果ですが、すべてオールクリア。

追試なしで、卒業確定しました。

 

 

よかった。

がんばったね。

 

大学入学共通テストを受けず。

大学進学にあたり、一応、念のため、と共通テストの申し込みをしていました。

 

 

申し込みをするかどうか悩んだとき、娘はあまり乗り気ではありませんでした。

総合型選抜を第一希望とし、それがだめなら一般選抜で臨む。

それが、娘が考えていた受験でしたが、私がそれだけでは危ないのではないか、選択肢は多い方がいいし、念のため、保険的に、共通テストも申し込みしようといいました。

 

 

 

娘には「申し込みしていいけど、合格したら共通テストは受けないからね」と言われていたのですが、ほんのわずかだけれど期待してました。

合格しても共通テストも受けてみようかなというかもしれない、と。

けれどあっさりと「最初に言ったよね。合格したら受けないって。」と言われて、「おぅ、やっぱりそうか」と苦笑い。

正直なところ、お金がもったいなかったなと思いましたが、もともと保険的なものと言ったのは私だし、まぁ、、、、、、、夫には言わず私のへそくりで申し込みをしたので、うん、まあ、そうだよね。大学は合格したのだから。

 

 

 

娘が拒食症になってから気を付けていたのですが、親の思い通りにしようとしても子どもは動かないということを改めて思い知りました。

娘はきちんと考えているし、それに対して行動もしている。

あれこれ心配しすぎるのもよくないんだって、わかっているつもりでも、何かの節目になるほど余計な心配をしすぎてしまいます。

 

 

20歳。特別なようで特別じゃない。

娘の成人式が無事に終わりました。

拒食症になり高校を退学し、同級生たちと同じ速度で進むことはかないませんでしたが、それでも自ら立ち上がり、自分のペースで進んできた娘をとても誇らしく思います。

 

 

 

式の当日の入りは4時半。

早すぎるとは思ったけれど、着物を決めたのが遅かったのでしょうがない。

暗い中、一番乗りと思われるほど早めについてしまったのですが、その後続々とやってきました。

私は一旦家に帰り、1時間後に連絡があったので迎えに行きました。

 

 

10時~会場入りができるので、それまで振り袖姿。

娘、きついんじゃないかなぁつらいんじゃないかなぁと心配したけれど、余計な心配でした。

 

 

誰とも行く約束をしていなかったので、私も一緒に会場へ。

わかる人がいるかも…と思ったけれど、全くわかりませんでした。

とりあえず記念だからと看板の前で写真撮影をし、娘と一緒に誰か知っている人いないかなぁときょろきょろしていたら、娘が同級生を見つけました。

向こうはわからなかったけれど、娘が名前を言ったら「ああ!!!」となり、それから二人で盛り上がり始めたので、私もほっとし。娘から「もう帰っていいよ」と言ってくれたので、帰宅しました。

 

 

式終了時間から1時間後、お迎えの連絡が来たのでお迎えに行くと。

一人ポツンと立っている娘。

もしかして楽しくなかったのかなぁと心配しながら声をかけると同時に、隣にいた男の子たちの輪の中から一人が「〇〇(娘の名前)、誰待ち?」と娘に声をかけていました。

娘にだれだれだよ、と紹介されたけれど、もう全くわからない!

私の中では保育園の時の顔で止まっているのであまりの代わりぶりに驚くばかりでした。

 

 

帰りの車の中で、あの後部活友達と会ったし、他のお友達とも会ったし、楽しかった!!という言葉が聞けて、涙が出るほどうれしかったです。

 

 

 

二次会もあるとのことで、当日参加も全然OKだったようですが、こちらは「面倒だし行かない」ということで行きませんでした。

でも十分。

 

 

 

もしかして、成人式に参加することでお友達と比べて自分は劣ってるとか、そういうマイナス面に影響が出たらどうしようかなと少し心配だったけれど、それはいらぬ心配だったようです。

 

 

 

20歳になる前は大人になりたくないとびくびくしていましたが、実際20歳になったからといっても特に変わることはなく。

また日々が淡々と進んでいくだけですが、それもありがたいことです。

 

 

夜、成人式が終わったので、娘と一緒にお酒を飲みたかった夫。

ビールを用意して私も交えて乾杯するつもりでいたようです。

けれど娘に「高校を卒業するまではお酒を飲みたくない」と一蹴され、少し落ち込んでいるように見えましたが、「じゃあ卒業するまでとっておくね」と返した夫に少し成長を感じました。

 

 

娘だけじゃなく、私たちも親になって20年。

感慨深いです。

 

 

 

2023年末の大掃除。

娘は自分の部屋の窓を掃除しました。

自らやると言い出して、1人で黙々と進めていました。

が、

 

 

蜘蛛が多い我が家。

そして娘は蜘蛛がゴキブリよりも大嫌い。

外側を掃除し始めたら蜘蛛の巣はあるわ、蜘蛛本体もいたりして、娘パニック。

 

 

きもいきもいきもいとエンドレスリピート。

 

 

『蜘蛛は無理。本当に無理!!』

『きもいきもい!マジで無理!』

『ヤダヤダー無理だわーーー!』

 

 

しつこく言ってきます。

 

 

それについにキレた私。

『とって欲しいならやってとお願いしなよー。そんな言い方だと自分でやれるのかって思っちゃうよ』と。

お願いの仕方がわかりにくいとストレートに言ってしまいました。

 

 

 

そしたらしばらくして『蜘蛛が出たので助けてーー!』と言うようになりました。

 

 

娘の【察してよ】オーラが少し苦手。

言葉にしないで顔で訴えたりしてきます。

大事な時ほど、いわない。

そういう性格なのだろうけど、口から伝えることも覚えていかないといけないかな、と。

 

 

冬休み。

高校生活最後の冬休みに入りました。

アルバイトして過ごす予定だったのにそれが叶わず。

 

 

「テスト終わってからまた挑戦してみようかな」というので、

そうだよ!まずは学業第一!!アルバイトなんて落ち着いてからでいいよ、と伝えました。

 

 

 

バイトしないから一人前じゃないなんてことはないのだし、変にバイト初めて学業がおろそかになるのも困るし、メンタル削られるのも困るし、あれもこれもできるほど器用ではないと思うから、まずは心を落ち着かせて過ごせるようになってほしいなと思ってます。

 

 

様子が変。

娘、バイトをしたいと2か所応募したのですが、落ちました。

それのせいなのかわかりませんが、今朝は様子がおかしくて。

お腹が痛く下痢をしている、と。生理かも?と本人は言っていましたが。

 

 

そして登校前の支度もいつもより倍近くかかっていて。

まぁ、メイクも服選びもうまくいかない日もありますが。

にしたって時間がかかりすぎました。

 

 

やっと行ったと思ったら、忘れ物をして乗り遅れ…。

うまくいかない日だなぁと心配してました。

 

 

 

そしたら午後になって、友達と遊びに行ってくる、と。

あぁ、、、、、、気晴らしができたようでよかった。

今までならどんよりして帰ってきそうなところですが、憂さ晴らしじゃないけれど、友達とどこかに行ってみようと行動する娘に安心しました。