自立とは?

摂食障害と診断された娘がいます。思ったこと気づいたことを綴ります。

あきらめなのか、前進なのかわからないけど

着圧を履くか履かないか、ママには決められないと伝えた頃から、娘は何も言わなくなりました。

不機嫌な顔や夜の落ち込む姿もあまり出さなくなりました。

(鏡で足を見るのは変わらないけど)

 

でもそれは良い方向にいった!とは思えなくて、何故言わなくなったのか…、それは自分で手に入れたからです。

どうしても履きたい衝動を抑えられない娘は自分で買ってきて夜履いて寝ているようです。

それで安定が得られるなら、私は履いても良いと思っています。食事制限とか嘔吐に比べたら体に直接的なダメージもないのでいいやって。

ただ、履いてるのに痩せない…と、また食事制限し始めたら再発になるかなと怖いので、監視ではなく観察して、どうしてそれをしているのかな?というところを考えてあげられれば、と自分に言い聞かせています。

 

履いても痩せないよ、むくみもとれないよ、と言ってあるし、本人もわかってるとはいうのですが、本当にわかっているのかはあやしいところです。締め付けが欲しいだけ、は本当だろうか…。

 

考えるべきこと、やるべきことは別にあると思うし本人もそれをわかってはいるようですが、まだまだそこへ考えがいかないようです。

囚われから抜け出して、本当の悩みに向き合えたときにやっとスタートに立てるのではないかと感じています。向き合うのは辛いことだしすぐ乗り越えて欲しいとも思いませんが、そこに気づけばまた違う方向に進むのではという思いはあります。

 

まるで小学生の子供のようだなと思うこともしばしばあります。間違っていてもやらないと気が済まない幼児のように感じることもありますし、考え方が幼いなぁ、偏っているなぁと思う時もあり、でも急に大人びたことを言うこともあり。

こどもと大人が同居していて、メトロノームのように揺れ動いている感じです。