指定された本を読み、まとめ、みんなの前で発表するという授業がありました。
娘、スライドを作って練習をし、当日臨みました。
持ち時間も〇分と制限があり、発表後は質疑応答もある、と。
それを聞いて、ふと、中学時代の娘がよぎりました。
あの時は確か2人で発表をしたのだけれど、その後の質疑応答で質問され、緊張のあまり過呼吸を起こしました。
そんな時もあったなぁと心の中で思って、頑張ってねと送り出しました。
そろそろ発表が終わったかなぁと思った頃、娘からLINEが届きました。
発表うまくいかなかった、と。
緊張で泣いてしまった、と。
励ましのLINEを送って、帰宅してから詳細を話してくれました。
漢字の読み間違いがあり、それを指摘され、恥ずかしくなって泣いてしまったそうです。
一応最後まで発表はできたそうですが、みんなに泣いてしまったのを見られたこと、それによってちょっと普通ではない人と思われるのが嫌だ、と。
完璧主義な面があるので、間違えたこともそうだし、さらにそれをみんなの前で指摘されてかなり恥ずかしかっただろうな…。
娘の練習を聞いたときに「あ、それってそう読むんだ」と引っかかりはしたものの特に指摘するわけでもなく、知識もない私はそうなんだーと流してしまったので、あの時に「それってそう読むんだね」と言って上げられれば娘も気づけたのかも。
娘はあとで読みを調べようとは思っていたらしいのですが、恐らく発表の緊張とで忘れてしまったようです。まさかそんな読み間違いで躓くとは思わなかったし、泣いてしまったと聞いて一気に中学時代の娘を思い出して、あの頃とあまり変わっていないところもあるんだよなぁと再認識しました。
娘には初めからうまくできる人なんていないよと伝えました。
悩み始めるとずーっと根に持ってしまうところがあるので、反省はしてもあまり後悔せずに切り替えていければいいよね。
泣いてしまったことでこれがトラウマになり発表できなくなったら、とか不安を考えればきりがないけれど、それは娘の課題。私が心配しすぎてあーだこーだと口を出したり手を出したりしないようにしなければ。